症例集

case008:骨盤のゆがみと頸部痛 横浜市 港南区 在住 50代女性 主婦

症例概要

横浜市港南区在住の50代女性、主婦の症例です。 来院の約4日前から、首を動かしたときに左頸部へ痛みが生じるようになりました。 首を右へ回すと左頸部に鋭い痛みがあり、左へ回しにくい状態もみられました。

寝違えた感覚や明確なきっかけはありませんでしたが、 来院の約1週間前に、喫茶店で友人と5〜6時間ほど座って話をしていました。

患者情報

年齢・性別
50代女性
職業
主婦
主訴
左頸部の痛み
随伴症状
右腰部の痛み

来院時の症状

  • 首を右へ回すと、左頸部に鋭い痛みが生じる。
  • 首を左へ回しにくい。
  • 右腰部に痛みがある。

来院までの経過

来院の約1週間前に、喫茶店で友人と5〜6時間ほど椅子に座って話をしていました。

その後、来院の約4日前から、首を動かしたときに左頸部へ痛みが生じるようになりました。 寝違えたような感覚はなく、本人には明確な発症のきっかけについて心当たりがありませんでした。

検査・身体所見

頸部の動作と症状

  • 頸部を右へ回旋すると、左頸部の痛みが再現された。
  • 頸部を左へ回旋しにくい状態が確認された。

座位姿勢

座位では、腰椎が屈曲した姿勢になっていました。 また、腰椎は左へ回旋し、胸椎と頸椎は右へ回旋し、 頭部は左へ回旋していました。

骨盤では右側の前傾がみられ、 頸椎では第4頸椎の右回旋変位が確認されました。

症状についての考察

座位時に生じていた骨盤から体幹、頸部にかけての回旋の連鎖が、 頸椎の関節運動に影響した可能性を考えました。

普段の座位姿勢に加えて、喫茶店で長時間座り続けたことで、 骨盤から体幹にかけてのねじれが強くなり、 下位頸椎の関節へ負担が加わった可能性があります。

この状態では、首を右へ回す際に第4・第5頸椎周辺の関節運動が過剰になり、 周囲の靱帯へ伸張負荷が加わることで、 左頸部の痛みが生じた可能性があると考えました。

施術方針

骨盤から体幹にかけてのねじれを整え、 頸椎の一部へ集中していた関節運動の負担を軽減することを目的としました。

右腸骨の位置と体幹の回旋を調整したうえで、 頸椎の関節運動を確認し、 頸部全体が連続して動ける状態を目指しました。

施術内容

次の施術を行いました。

  • 前方へ変位していた右腸骨を、後方へ矯正。
  • 骨盤から体幹にかけてのねじれを調整。
  • 第7頸椎の右回旋下方変位を矯正。
  • 第3頸椎の右回旋変位を矯正。
  • 頸部の不連続な関節運動を調整。

施術後の変化

初回の施術後は首の可動域に改善がみられ、 首を右へ回しても左頸部の痛みを感じなくなりました。

首を左へ回しにくい状態にも変化がみられました。

通院経過

通院頻度
週1回
通院回数
計4回
初回施術後
頸部痛を感じなくなり、首の動かしにくさにも変化がみられた。
その後の経過
座位姿勢の改善を目的として、さらに3回施術を行った。

頸部の痛みは初回施術後に感じなくなりましたが、 座っているときの姿勢が今回の症状に関係した可能性があると考え、 その後も座位姿勢の改善を目的として施術を継続しました。

症例のまとめ

横浜市港南区在住の50代女性にみられた、 左頸部痛と頸部の動かしにくさの症例です。

首を右へ回すと左頸部の痛みが再現され、 左へ回しにくい状態が確認されました。 座位姿勢では、骨盤から頭部にかけて複数方向への回旋がみられました。

骨盤、体幹、頸椎の関節運動を調整したところ、 初回施術後に頸部痛と可動域に変化がみられました。 通院は週1回、計4回で、 その後は座位姿勢の改善を目的として施術を行いました。

著者・症例担当者

ローカパーラ・カイロプラクティック整体院 院長

Doctor of Chiropractic
Bachelor of Science in Chiropractic

症状のある部位だけでなく、 姿勢、動作、生活背景、症状が現れるまでの経過を含めて、 身体の状態を確認しています。