背中のアトピーに薬が塗れない!
左肩が挙がらないので来院しました1週間前からこの状態が続いています。また、背中にアトピーがあるので薬を塗りたいのだが、左腕を背中に回して左手を背中につけることができません。
横浜市 港南区 在住 40代男性 エンジニア
デスクワークは肩回し体操がお勧め!
エンジニアによく見られるデスクワークによる肩の機能障害の症例です。長時間パソコン作業をしているとどうしても腕の筋肉(上腕二頭筋や上腕三頭筋 など)を酷使することになります。
また、左肩下がりという左右非対称な姿勢は、下がっている側の肩の筋肉を慢性的に緊張させます。慢性的な緊張が肩関節の可動性を制限していきます。そうならない為にも、お仕事がデスクワークの方は、肩回し体操がお勧めです!
当院では、エンジニアに対して、症状の改善だけではなく、症状を予防する為の指導も提案しています。詳しくはこちらをご覧ください。
ここをセルフチェック!
この症例の特徴をまとめています。以下の項目に該当する場合は、この症例に近い肩の痛みの可能性が大です。こういった症状であれば、当院のカイロプラクティック療法で改善が見込めますよ。
- システムエンジニア/プログラマーである。
- 残業が多い。
- 肩コリを感じる
- 左右の肩の高さが違う
上記の項目に該当しない方は他の原因による肩の痛みが疑われるので、「肩の痛みについての解説」をご覧ください。
担当者:橘D.C.
今回のケースのまとめ
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・左肩は真横に130度までしか上がらない。
・左手は背中の肩甲骨の下までしかとどかない。
・左肩の前を押すと痛い。
・左肩は右肩よりも下がっている。
左肩は真横に180度曲がるようにまりました。それによって、左手が背中まで届くようになったのでアドピーに薬を塗ることができるようになりました!
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今回の施術回数は一回です。
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- 肩の動きにくさ
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詳細な解説
左肩の外転は自動運動では130度までしか動かすことができないが、他動運動では170度まで動くことから、関節ではなく、筋肉に問題があると推測される。また左肩が下がっていることから左棘上筋に過剰な張力が発生していると思われる。
左上腕骨の小結節と大結節の間に圧痛があり、スピードテストが陽性。上腕二頭筋が硬縮しており、左手を背中に回した時に上腕二頭筋が左肩の伸展を妨げている。
施術と施術後の経過
施術は、左上腕二頭筋の緩和、および、左棘上筋の緩和を行った。
施術後は、左肩の外転可動域は180度になり、左手は背中の肩甲間部まで届くようになり、アドピー部分に薬を塗ることができるようになった。
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