症例集

case013:股関節が痛く、歩く時にカクカクいう 横浜市 在住 30代女性 主婦

歩くと股関節が、『カクカク』いう

右股関節が痛いので来院しました。歩く時に、股関節がカクカクいうんです。初めに痛みだしたのは4年前。その頃は、1回/月の頻度で痛みがあり、痛かったり、痛みがおさまったりした状態が続いていました。徐々に痛みが頻発するようになり、最近は2週間ずっと痛みます。股関節が痛むことに対して思い当たる事がありません

横浜市 在住 30代女性 主婦

座っている姿勢が悪い人は、骨盤が歪みやすい!

橘徳也

担当者:橘徳也

股関節が痛む人の多くは、骨盤に異常があります。特に座っている姿勢が悪い人は、骨盤が歪みやすいので、「股関節が痛い」といった症状を訴えることが多くなります。

今回の症例の患者さんは、股関節の痛み自体は1回目の施術から消失しました。

このような症状の方には、当院のお勧めメニューは骨格矯正( 頚/背中/腰/骨盤 )です。

しかし、この患者さんの股関節痛に対する本質的な問題解決は、治療ではなく、実は不良姿勢に対する生活習慣指導です。その旨を患者さんに伝え、正しい座り姿勢を指導させて頂きました。治療を受けていれば症状が治るというものではありません。自分自身の悪しき生活習慣を自らが変えられるかが重要なことなんです。ただし、正しい指導をしてくれる人がいることが前提なんですけどね(^O^;) 当院では、子育てママさんに対して、症状の改善だけではなく、症状を予防する為の指導も提案しています。詳しくはこちらをご覧ください。

今回のケースのまとめ

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[su_tab title=”概要”]

来院時の症状

・右股関節周囲を押しても痛みは感じない。
・歩くと(体重をかけると)右股関節が痛む。

施術のポイントは骨盤と腰の骨格調整です。

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実施メニュー

歩行時の右股関節の痛みが消えました!

歩行時の痛みが消えるまで1[回/週]の頻度で3回通院して頂きました。

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問題の分析

椅子に座った姿勢が特徴的である。左殿部が少し浮き上がり、右殿部に体重がのっており体幹が右凸にカーブを描いている。また、右骨盤は前方へ腰椎は左回旋に偏位しており、頚が右回旋偏位している。

立位の状態で、片足立ちをしてもらうと、左足は上げられるが、右足を上げようとするとバランスを崩してしまう。

以上のことから、右骨盤の腸骨が前方に偏位したことで、右腸骨と右大腿骨頭がぶつかり易くなり、痛みが生じていると考えられる。

施術と施術後の経過

はじめに骨盤の前方偏位と腰椎の左回旋偏位に対する骨格矯正を実施した。この時点で痛みは半減。次に右中殿筋の筋肉緩和を実施して、歩行時の右股関節の痛みは消失。

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