症例集

case021:介護中に右背中から腰が痛む 20代 横浜市保土ヶ谷区 女性 介護士

介護で利用者さんを支えていたら...

2~3日前から急に右背中から右腰にかけて痛みだしました。介護の仕事をしているときに、利用者さんを支えているときに腰が張っている感じでずきずきした痛みを感じます。立っているときや荷物を持つと痛みが増します。  20代 女性 介護士


来院時の症状

  • 右背中から腰にかけての痛み。
  • 立っているときや、荷物を持つと痛みが増す。
  • 反り腰

原因

痛みを出しているの部位は、右起立筋でした。 more


患者さんの姿勢が反り腰の為、常に腰部の起立筋は過緊張気味でした。この起立筋が過緊張を起こしている状態で、介護で相手を右脚で支えなければいけない状態があり、左脚を軸にして踏ん張っていたため、左大腿四頭筋が過緊張を起こし、左腸骨が前傾して仙骨が左に傾き、腰椎左傾きのS字カーブを描き、右起立筋が過緊張を起こして痛みを出したようです。

施術内容

  • 左脚の筋膜リリース
  • 骨盤矯正+腰の骨格調整 more

・左大腿四頭筋のストレッチ
・骨盤矯正(左骨盤の前方変位を修正)
・骨格調整(第12胸椎の左回旋変位を修正)

施術後の経過

左大腿部の施術で痛みが7割減少しました。骨格調整の施術で、痛みが感じなくなりました。施術の1週間後、状態を電話で確認したところ、右腰の痛みがないとの事でしたので、施術を終了しました。more

【1回目】
・左大腿四頭筋のストレッチで痛みが7割減少。
・骨盤矯正と骨格調整の実施後、右背中から右腰にかけての痛みは感じなくなった。
→施術の1週間後、痛みの状態を電話で確認したところ、右腰の痛みがないことを確認できたので施術を終了。


介護職の方で、反り腰の方はご注意を!

担当者からのコメント

担当者:橘徳也D.C.

反り腰の方は、立っている時や、寝ているときも腰の筋肉が緊張しています。その際、体が水平になっていればまだ良いのですが、体が左右のどちからに傾き始めると、痛みを生じることがあります。傾いている反対側、例えば体幹が左に傾けば右側が、体幹が右に傾けば左側が、背中から腰にかけて痛みを生じることがあります。

反り腰のセルフケア法

反り腰の人には、このセルフケアがお勧めです。

「反り腰ストレッチ」で、反った腰をストレッチします。反り腰の人は、腰の関節がぎゅっと詰まった状態で、起立筋が過緊張状態になります。そこで、ここを伸ばし反りを軽減させます。

やり方は、太ももの後ろに両手を回して両ひざを抱える。腰だけが伸びるよう、お尻だけを浮かせましょう。腰だけを伸ばす感じで、20~30秒を実施してみてください。寝る前に行うのが効果的です。

ご参考


関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。