ぎっくり腰になるような事をした覚えがありません!
ギックリ腰で来院しました。いままで特に腰痛はなく、ここ最近でぎっくり腰になるような事をした覚えがありません。身動きがとれないので夫に連れられて来院しました。
横浜市在住 30代女性 主婦
内臓由来の腰痛は注意!
腰痛は、大きく内臓由来のものと筋肉・骨格由来のものの2つに分ける事ができます。 内臓由来の腰痛は、早期に内科を受診する必要があります。今回のケースでは、患者さんは全く内臓の問題とは思っておらず、単なる筋肉が痛くなったものだと思っていたようです。腰痛の治療を受ける際には、内臓由来の問題なのか?筋肉・骨格由来の問題なのか?を見極められる治療院を選んで施術を受ける事をお勧めします。
ここをセルフチェック!
この症例の特徴をまとめています。以下の項目に該当する場合は、この症例に近い症状の可能性が大です。こういった症状であれば、まずは内科を受診しましょう。
- 慢性的な腰痛の経験がない
- 腰痛以外にも腹痛がある
- 過去に腎臓や泌尿器・婦人科系の病気を経験している
上記の項目に該当しない方は他の原因による腰痛が疑われるので、「腰痛についての解説」をご覧ください。
今回のケースのまとめ
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[su_tab title=”概要”]

・体は左傾斜前屈姿勢。何かにつかまってないと立っていられない。
・腰の重だるさがある。
・体の前屈、後屈が一切できない。
・腹部に激しい痛みがある。
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念のため、2週間後に経過を見せて頂きましたが、しっかりと歩けていて、まったくの元気な様子でした。
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- 歩行困難
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[su_tab title=”詳細”]
問題の分析
慢性的な腰痛はなく、腹部の異常な圧痛と、以前に腎結石になった事があることから、腎臓由来の腰痛を疑い、腰痛に対する施術は応急処置のみとし、提携医療機関への受診を指示した。
施術と施術後の経過
施術は、異常に緊張した腹部の筋肉の緩和、および、緩んだ骨盤を閉めることのみを行った。施術後、まだ痛みはあるものの一人で立てて歩けるようになった。翌日以降に内科を受診してもらい、腎臓の検査をしたところ、腎臓に石があることが判明した。
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