症例集

case010:くの字姿勢とお尻の痛み 横浜市 戸塚区 在住 40代男性 塗装業

80Kgのコンプレッサーを持ち上げたのがまずい?

お尻の痛みで来院しました。昨日の夕方から右のお尻がピリピリと痛みます。痛みの為か体が腰から上の上半身が右に倒れている感じがします。3日前に80Kg位の重い荷物(コンプレッサー)を持ち上げたのが原因ではないかと思っています。

横浜市 戸塚区 在住 40代男性 塗装業

”脚を組まないと座っていられない”は危険信号!

橘徳也

担当者:橘徳也

今回の症例はぎっくり腰の一種です。仙腸関節のゆるみがある状態で重い荷物を持ち上げたことによって、ゆるみのある側の骨盤が自重+αを支えられなくなり関節由来の痛みと筋肉の伸張痛を引き起こしていました。左右の脚の長さが違う感じがする、脚を組まないと座っていられないといった徴候がある時は骨盤が捻じれているサインです。症状が重症にならないうちに一度骨盤の状態を見てもらうようにしましょう。

ここをセルフチェック!

この症例の特徴をまとめています。以下の項目に該当する場合は、この症例に近い症状の可能性が大です。こういった症状であれば、当院のカイロプラクティック療法で改善が見込めますよ。

  • 50Kg以上の重い荷物を持ち上げてから症状がではじめた
  • 脚の組み癖がある。

上記の項目に該当しない方は他の原因による腰痛が疑われるので、「腰痛についての解説」をご覧ください。

今回のケースのまとめ

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大変! からだが『く』の字になってます!

来院時の症状

・右お尻を押すと痛い。
・上半身が右に傾いた姿勢。
・右足が外に開いている。
・上半身を、右/左に倒すと右足の母趾にしびれが生じる。
・上半身を前に倒すと右お尻が痛む。

『骨盤矯正』を行いました
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実施メニュー

姿勢、もどりました!

右のお尻の痛みが消えました!。上半身を左右に倒しても右母趾のしびれもおさまってます。また、姿勢がまっすぐになりました!

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このケースでは、施術回数は1回です。
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改善した症状

  • 殿部痛

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問題の分析

姿勢を注意深く観察すると、体は骨盤から右に傾いている。骨盤の関節の動きを確認すると、右仙腸関節が全く伸展せず、また、前方に変位している。椅子に座った状態で骨盤の傾きを確認すると仙骨が右に傾いている。以上のことから、右仙腸関節にゆるみが生じており、右腸骨が前方変位したことで、右殿部の中殿筋が伸張されピリピリとした痛みを生じさせていると推測される。また、仙骨の変位により梨状筋が伸張され坐骨神経を圧迫し右母趾のシビレを生じさせていると考えられる。

施術と施術後の経過

施術は、右仙腸関節のゆるみを閉めることと、仙骨の右傾斜の修正を実施した。
施術後は、右殿部の圧痛は消失、上半身を左右に倒した際の右母趾のしびれもおさまった。また、くの字姿勢も正常姿勢にに戻った。
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